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心の言葉

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静岡県浜松市の寺院 永代供養 | 法雲寺

心の言葉

法雲寺住職が皆さんに伝えたい事、日常に感じた事について書き記して参ります。
毎月の更新を予定しておりますので、是非更新をお楽しみにお待ちください。

法雲寺住職 心の言葉

心の言葉-10月③

平成28年10月18日
妙心寺派静岡西教区花園会女性部大会が、イズモホール浜松貴濱館にて開催され、当寺からは女性部2名が参加しました。

開会式「開会式」

大会総裁代理に静岡臨済寺僧堂師家無底窟老大師を、基調講演講師に妙心寺総務部長上沼雅龍師を、記念講演に講談師田邊一邑氏をお迎えし、有意義な時間をお過ごし頂いたお思います。
記念講演では、今当地区で話題騒然の井伊直虎の講談「井伊直虎物語」が演じられました。
来年から始まる大河ドラマが楽しみです。
記念講演「記念講演」

法雲寺:心の言葉

お寺ことば

お彼岸とは?

お彼岸には「春彼岸」と「秋彼岸」があり、春と秋の年2回行われる、前後7日間に渡る修行の期間を指しています。 先祖を敬い、慈しみ、より充実した精神生活を送るために佛法を聞き、行い見つめなおし正す日でもあります。

賓主歴然とは?

茶道にて興味深い禅話として紹介されることのある「賓主歴然」(ひんじゅれきねん)という言葉。
こちらも元々は臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたものです。
こちらで言う「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いてはいついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方です。

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